じょーだい (滋賀の方言)
おおかた。 じょーだい、しる田やさけー、しるするのも、えろおすわ(おおかた湿田だから、田搔きも辛いですね)
でめんさん (北海道の方言)
日雇い。 田植えにでめんさん何人たのむべ(田植えには日雇いを何人頼むことにしようか)「でめん」「でめんとり」とも。
どろおとし (広島の方言)
田植え休み。慰労日。 六月に田植ょー、済まいて一服するんを、どろおとし、ゆうんで(六月に田植えを済ませて一服するのを田植え休みと言うのさ)
〜なはん (岩手の方言)
〜ね。 あのなはん、おめはん、山田さんだなはん(あのね、あなたは山田さんだよね)
のぶい (山梨の方言)
ずうずうしい。 おやじにまそっくりののぶいぼこどー(父親にそっくりのずうずうしい子だよ)奈良田では「のぶとい」。
はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
ふるだ・ふるだびっき (岩手の方言)
ひきがえる(蟇蛙)。 あそごのたんぼさ、でっけふるだいだんじぇ(あそこの田んぼに、大きいひきがえるがいたよ)
へー (山梨の方言)
もう。 へーぶちゃるだけ、へー飽きただけ(もう捨てるのか、もう飽きたのか)奈良田では「はい」。
ぼっち (埼玉の方言)
小さなまとまりの山を数える単位。 田んぼん中に堆肥の山が六ぼっちあるかんな(田んぼの中に堆肥の山が六つあるからな)
わにわにする (山梨の方言)
ふざける。 わにわにしてーておっちゃんによまーれた(ふざけていておじさんに怒られた)奈良田では「わにくる」。