かるう (福岡の方言)
おぶう。背負う。 まごばかるーて、どこいきよんしゃーと(孫をおぶってどこに行くの)にもつばかるーて、いきよんなさった(荷物を背負っていらっしゃるところだった)
〜が(2) (岡山の方言)
〜よ。 そねーに呼ばんでもすぐ行くが(そんなに呼ばなくてもすぐ行くよ)
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
〜け (徳島の方言)
疑問を表す。 おまはん、きょーは学校行くんけ。明日が休みけ(おまえ、今日は学校に行くのか。明日が休みか)
〜けん (徳島の方言)
〜から。〜ので。 ほなけん言うたで。私が行くけんって(だから言ったじゃないか。私が行くからって)理由を表す。
こけ (石川の方言)
きのこの総称。 山行くゲんたら、こけ、たーんと取ってきてや(山へ行くんだったら、きのこをたくさん取ってきてよ)奥能登では「みみ」とも。
こびきちょー 【木挽町】 (東京の方言)
銀座〈中央区〉の木挽町にあったところから、歌舞伎座をいう。 歌舞伎座に行くことを「木挽町に行く」と、昭和の頃まで年輩者は言ったものである
ごっくーさん (佐賀の方言)
神仏に供える飯。 水あび行くときゃ、ごっくーさんくーて、手にゃ唾つけち行かんかい(水泳に行くときは、お供えの飯を食べて手に唾をつけていきなさい)「御供」。
さしくる (山口の方言)
都合をつける。 さしくっていく(都合をつけて行く)自分に都合よくする意でも。「羊羹をさしくっちゃろー羊羹を多めに取ってやろう」
〜し (京都の方言)
〜から。〜ので。 あてがいくし、道おせて(私が行くので道を教えて)