しりうち (徳島の方言)
泥はね。 じるたんぼで歩いてきたけん、ようけしりうちしとるわ(道のぬかるんでいるところを歩いてきたからたくさん服に泥がはねているわ)
しるい (高知の方言)
土が水を多く含んでぬかるんでいる、あるいは軟弱な状態。 雨がうんと降ったき道がしるーなってとーれな(雨がたくさん降ったから道がぬかるんで通れないよ)
じりー (岡山の方言)
水気が多くて柔らかい。 雨が降ったけー、道がじりーわ(雨が降ったから、道がぬかるんでいるよ)
じりー (大分の方言)
道などがぬかって歩きにくい。 雨が降った後は道がじりーじ、歩みにきーのー(雨が降った後は道がぬかって歩きにくいなあ)
じるい (静岡の方言)
やわらかい。 道ガじるいで気をつけな(道がぬかっているから気をつけな)
すぐりみち (埼玉の方言)
隣家へ行くための近道となる細いぬけ道。 昔はどこんち行くにもすぐりみちがあったい(昔はどこの家に行くにも細いぬけ道があったな)
たっか (神奈川の方言)
入道雲。 あっちょー、見てみろやー。たっかガ立ってんよー(あちらを見てみろよ。入道雲が出ているよ)
たてり (岡山の方言)
物事の道理や規則。 そりゃー、たてりゃー、そねーになっとるがな(そりゃあ、規則は、そのようになっているよ)
ためらう (岐阜の方言)
注意する。 雪道はあぶねーでためらっとくれ(雪道は危険だから注意してください)
だたい (山梨の方言)
突然。 道に休んでいたいばだたいガ山崩れガあった(道で休んでいたら突然山崩れがあった)