アグノウ‐もん【アグノウ門】
《Bab Agnaou》モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街の南側、王宮の近くにある門。12世紀、ムワッヒド朝時代に建造。馬蹄形のアーチの周囲は赤と緑の砂岩で装飾され、コーランの一節が刻まれている。
あぐ・む【倦む】
[動マ五(四)]その事をしつづけてもよい結果が出ないので、どうしたらよいかほとほと困る。また、いやになる。もてあます。あぐねる。「アノ人ノ長話ニハ—・ンダ」〈和英語林集成〉 [補説]現代では「考...
あ‐ぐ・む【足組む】
[動マ四]足を組む。あぐらをかく。「其の剣の前(さき)に—・み坐(ま)して」〈記・上〉
あ‐ぐら【胡床/胡坐】
1 (胡坐)両ひざを左右に開き、両足を組んで座ること。こざ。「—を組む」 2 貴族の着座する、床の高い台。あごら。 3 材木を組んで高い所へ上れるようにつくった足場。「—を結ひあげて」〈竹取〉 ...
アグラ【Agra】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。デリーの南東約200キロメートル、ジャムナ川沿いに位置する。16世紀から17世紀にかけて、一時期をのぞいてムガル帝国の都が置かれた。タージマハル、アグラ城...
アグラ‐じょう【アグラ城】
《Agra Fort》インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラにある城塞。ジャムナ川沿いに位置する。1565年、ムガル朝第3代皇帝アクバルにより建造。第5代皇帝シャー=ジャハーンの代までの居...
アガラス‐みさき【アガラス岬】
《Cape Agulhas》アフリカ大陸最南端の岬。南アフリカ共和国南部、西ケープ州にあり、この沖合がインド洋と大西洋の境界とされる。喜望峰の東南東約150キロメートルに位置する。アグラス岬。
あぐら‐なべ【胡坐鍋】
あぐらをかき、鍋でものを煮ながら食べること。また、その鍋。
あぐらなべ【安愚楽鍋】
仮名垣魯文(かながきろぶん)の滑稽(こっけい)小説。明治4〜5年(1871〜1872)刊。牛鍋店に出入りする客を描き、文明開化期の風俗を風刺したもの。
あぐら‐ばな【胡坐鼻】
あぐらをかいたように、鼻翼の広がっている鼻。