あさ‐がた【朝方】
朝のうち。朝のあいだ。早朝のころ。「—の雨」「—地震があった」
あさ‐がみしも【麻上下】
麻布で作った単(ひとえ)の裃(かみしも)。江戸時代の武士の、出仕用の通常の礼装。
あさ‐がゆ【朝粥】
朝、食べる粥。
あさ‐がら【麻幹/麻殻】
「おがら(麻幹)」に同じ。
あさ‐がら【麻殻/白辛樹】
エゴノキ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。葉は広楕円形。初夏、白い花が多数垂れて咲く。実から油をとる。材は軽くて柔らかい。あさぎ。
あさ‐がれい【朝餉】
1 天皇の日常の食事。儀式的な大床子(だいしょうじ)の御膳(おもの)に対していう。朝夕2回あった。朝餉の御膳(おもの)。「—の気色ばかり触れさせ給ひて」〈源・桐壺〉 2 「朝餉の間(ま)」の略。
あさがれい‐の‐ま【朝餉の間】
清涼殿の西庇(にしびさし)にある、天皇が食事をする部屋の名。