と‐むら【十村】
江戸時代、加賀藩に置かれた、10か村ないし数十か村を単位に設定された地方(じかた)支配の組織。また、その長。他藩の大庄屋にあたる。
とばし【飛ばし】
1 とばすこと。とばす方法。 2 含み損が生じた資産を市場価格よりも高値で第三者に転売することによって損失を隠すこと。会社が保有する有価証券の時価が大幅に下落したとき、決算期の異なる他の会社に簿...
なごりび【名残り火】
藤原伊織によるハードボイルド小説。平成19年(2007)、著者の没後に刊行された最後の長編。平成11年(1999)刊行の「てのひらの闇」の続編にあたる。
とつ【突】
[常用漢字] [音]トツ(漢) [訓]つく 1 つき出る。つく。つきあたる。「突貫・突撃・突出・突進・突入・突破/激突・衝突・猪突(ちょとつ)」 2 つき出たもの。「突端・突堤/煙突」 3 だし...
としこし‐もうで【年越し詣で】
大晦日または節分の夜に、歳徳(としとく)の方角にあたる社寺に参詣すること。年越し参り。《季 冬》
ど‐そう【土倉】
中世の金融業者。現在の質屋にあたるもので、質物保管のための土蔵を建てていたのでこの名がある。鎌倉時代より発生し、室町時代に京都・奈良で発展、幕府は土倉役を課して大きな財源とした。資本のある酒屋な...
とし‐おとこ【年男】
1 その年の干支(えと)に当たる男性。節分の豆まき役となる。 2 一家を代表して正月の行事を取りしきる役目の男性。若水をくんだり、年神の供物をととのえたりする。普通はその家の主人があたる。せちお...
とっとり【鳥取】
中国地方の日本海に面する県。もとの因幡(いなば)・伯耆(ほうき)の2国にあたる。人口58.8万(2010)。
鳥取県東部の市。県庁所在地。もと池田氏の城下町。商業・機械工業が盛ん。鳥取温泉・...
とくべつ‐はく【特別博】
国際博覧会のかつての区分の一つ。特定の部門にテーマを絞り、開催者が展示館を建設して参加国に貸与する博覧会。昭和50年(1975)の沖縄海洋博、昭和60年(1985)の筑波科学博、平成2年(199...
とさ【土佐】
旧国名の一。現在の高知県にあたる。土州。
高知県中部の市。仁淀川(によどがわ)下流西岸に位置する。藺(い)や柑橘類の栽培、和紙製造が盛ん。また、鰹節(かつおぶし)の産地。人口2.9万(2010)。