よつぎそが【世継曽我】
古浄瑠璃の一。時代物。五段。近松門左衛門作。天和3年(1683)京都宇治加賀掾芝居で初演。曽我兄弟あだ討ちの後日譚。
ユランカレ【Yılankale】
《トルコ語で「蛇の城」の意》トルコ南部の都市アダナの東約30キロメートルにある中世の城塞。急峻(きゅうしゅん)な岩山の頂上部に位置し、東ローマ帝国時代に基礎が築かれ、11世紀から12世紀にかけて...
ようちそが【夜討曽我】
謡曲。四番目物。宮増(みやます)作とされる。曽我物語に取材。曽我兄弟が、父のあだ討ちの供を願う従者の鬼王・団三郎に形見を持たせて帰らせ、夜討ちを果たす。 歌舞伎狂言「夜討曽我狩場曙(ようちそ...
やくしゃ‐こども【役者子供】
1 役者は芝居のことしかわからず、まるで子供のような世間知らずであるということ。 2 少年の歌舞伎役者。「惣(そう)じて—の取る銀は、当座のあだ花ぞかし」〈浮・永代蔵・四〉
やすめ‐どころ【休め所】
1 休ませる所。休息所。「細脛(ほそはぎ)の—や夏の山/珍碩」〈猿蓑〉 2 短歌の第3句。「あだ人のといふ五文字を、—にうちおきて」〈源・玉鬘〉
パンダナス【(ラテン)Pandanus】
タコノキ科タコノキ属の植物の総称。熱帯の海岸や樹林内に生える。葉は堅く、長さ3メートルに達する。雌雄異株。多数の実が松かさ状につく。小笠原にタコノキ、沖縄にアダンが自生。観葉植物としても栽培。
パラダイス【paradise】
1 アダムとイブが住んだというエデンの園。 2 キリスト教で、救われた人の行く所。天国。楽園。 3 悩みや苦しみのない、楽しい世界。「若者たちの—」
じゆう‐しゅぎ【自由主義】
個人の権利や自由を基本とし、社会のあらゆる領域における個人の自由な活動を重んずる思想的立場。ロック・ルソー・アダム=スミスらがその代表。17、18世紀の市民革命の成立と、資本主義の興隆とともに発...
たいわん‐パナマ【台湾パナマ】
台湾・沖縄などで産する、アダンの葉の繊維で作った夏帽子。パナマに似ているが、薄茶色で安価。台湾帽。
たて‐まつ・る【奉る】
[動ラ五(四)] 1 「やる」「おくる」の、その対象を敬っていう謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。「貢ぎ物を—・る」 2 動作の対象への敬意を失い、「やる」「おくる」をからかっていう。「...