ひっぱり‐まわ・す【引っ張り回す】
[動サ五(四)] 1 あちらこちらと連れて歩く。「先輩に得意先を—・された」 2 思うように人を動かす。「騒動に—・される」
ほう‐かく【蓬客】
ヨモギが風に吹かれて飛ぶように、あちらこちらさすらい歩く旅人。
ひ‐し【彼此】
あれとこれと。あちらとこちらと。「—相俟(ま)って始めて全豹を彷彿する事が」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
まき‐ちら・す【撒き散らす】
[動サ五(四)]あたり一面に広がるようにまく。また、あちらこちらに広める。「悪臭を—・す」「うわさを—・す」
ひきずり‐まわ・す【引き摺り回す】
[動サ五(四)] 1 引きずって、あちらこちらへと動かす。「子供が傘を—・す」 2 あちこち連れて歩きまわる。「デパート中を—・された」
ほつき‐ある・く【ほつき歩く】
[動カ五(四)]あてもなくあちらこちらと歩く。ほっつきあるく。「夜通し—・く」
むこう‐がわ【向こう側】
1 物を隔てたあちらの側。向かい側。「道路の—へ渡る」 2 交渉・競争の相手。先方。「—と交渉する」
ひ【彼】
[常用漢字] [音]ヒ(呉)(漢) [訓]かれ かの あれ あの 〈ヒ〉向こうにある人や物をさす語。あの人。あれ。向こう。「彼我・彼岸・彼此(ひし)/海彼」
〈かれ〉「彼氏・彼等(かれら)」...
よみ‐ちら・す【読(み)散らす】
[動サ五(四)] 1 いろいろな本を手当たりしだいに読む。あちらこちらの文章を少しずつ読む。「詩集から学術書まで—・す」 2 (「詠み散らす」とも書く)気分に任せて歌をどんどんよむ。「歌詠みとて...
よ‐も【四方】
1 東西南北、また、前後左右の四つの方向。しほう。「—を見回す」「—の山々」 2 あちらこちら。また、いたる所。「美しきすみれの花束、きらきらと光りて、—に散りぼうを」〈鴎外・うたかたの記〉