あら‐き【新墾】
新しく開墾すること。また、その土地。「湯種蒔(ま)く—の小田を求めむと足結(あゆひ)出で濡れぬこの川の瀬に」〈万・一一一〇〉
アラキ【(オランダ)arak】
ナツメヤシの樹液などを発酵・蒸留させてつくった酒。エジプトや東南アジア・インド地方で常用する。日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられた。アラキ酒。アラック。 [補説]「阿剌吉」とも書く。
あらき‐だ【新墾田】
新しく切り開いて作った田。新小田(あらおだ)。「—の鹿猪田(ししだ)の稲を倉に上げて」〈万・三八四八〉
あらきだ【荒木田】
もと、東京荒川沿いの荒木田原に産した粘着力の強い茶褐色の土。相撲の土俵用。現在では産地に関係なく同種の土をいい、土壁や園芸などに用いる。荒木田土。
あらきだ【荒木田】
姓氏の一。伊勢神宮の神主一族の名。 [補説]「荒木田」姓の人物荒木田久老(あらきだひさおゆ)荒木田守武(あらきだもりたけ)荒木田麗女(あらきだれいじょ)
アラキドノイルエタノールアミド【arachidonoylethanolamide】
⇒アナンダミド
アラキドン‐さん【アラキドン酸】
《arachidonic acid》1分子内に4個の二重結合をもつ不飽和脂肪酸。動物の脂質中に含まれ、プロスタグランジンなどの生合成の原料となる必須脂肪酸の一。
あらき‐の‐みや【殯の宮】
「あらき」のための仮の御殿。もがりのみや。
あらき‐りゅう【荒木流】
1 馬術の流派の一。室町末期の荒木元清を祖とする。 2 柔術の流派の一。室町末期の荒木無人斎秀縄(ひでつな)を祖とする。拳法・捕り手・居合・小具足などの術を含む。無人斎流。
あら‐ぎも【荒肝】
荒々しい心。また、きも。きもったま。