あらため【改め】
1 改めること。新しいものに替えること。「尾上菊之助—七代目尾上菊五郎」 2 (多く、他の語のあとに付いて)取り調べること。「関所—」「宗門—」
あらため‐て【改めて】
[副] 1 再び新しく行うさま。もう一度。別の機会に。「後日—書面を出します」 2 初めて経験するように感じるさま。事新しく。今さらのように。「親が死んで—ありがたさを知った」
あらた・める【改める】
[動マ下一][文]あらた・む[マ下二] 1 新しくする。古いもの、旧来のものを新しいものと入れ替える。「日を—・める」「第一項は次のように—・める」 2 悪い点、不備な点をよいほうへ変える。改善...
あらた‐よ【新た代/新た世】
新しく変わった世。新時代。「くすしき亀も—と泉の川に」〈万・五〇〉
あらた‐よ【新た夜】
《1日1日と新しく変わっていく夜の意から》夜ごと夜ごと。毎夜。「—の一夜もおちず夢に見えこそ」〈万・二八四二〉
あら‐だ・つ【荒立つ】
[動タ五(四)] 1 荒々しくなる。荒れる。「波が—・つ」「気が—・つ」 2 物事がもつれて面倒になる。また、もつれた結果が表沙汰になる。「事が—・っては困る」 [動タ下二]「あらだてる」の...
あら‐だ・てる【荒立てる】
[動タ下一][文]あらだ・つ[タ下二] 1 荒々しくさせる。「風が波を—・てる」「声を—・てる」 2 物事をもつれさせ面倒にする。「事を—・てる」 3 怒らせる。「いま少し—・てて惑はし給へ」〈...
あら‐だな【新棚】
新仏(あらぼとけ)を迎えて供養するために設ける盆棚。
あらち‐の‐せき【愛発の関】
福井県愛発山辺りにあった古代の関所。伊勢の鈴鹿、美濃の不破とともに三関の一。延暦8年(789)廃止。
あら‐ちゃ【荒茶】
摘みたての葉を蒸気で加熱し乾燥しただけで、まだ精製していない茶。