アリナ【Arñna】
⇒クサントス
あり‐なし【有り無し】
[名]あることとないこと。あるかないか。有無(うむ)。「経験の—は問わない」 [形動ナリ] 1 あるかないかわからないほどに、かすかなさま。「小山田の庵にたく火の—にたつ煙もや雲となるらむ」...
あり‐なら・う【在り習ふ】
[動ハ四]慣れ親しむ。習慣になる。ありなる。「かの君は我だに同じ所に—・ひて」〈宇津保・蔵開上〉
あり‐な・る【在り馴る】
[動ラ下二]「在り習う」に同じ。「—・れたる人のあやしさを」〈浜松・四〉
あり‐に【在り荷】
売約していない品物。在庫品。
あり‐にく・し【在り悪し】
[形ク]生きるのがむずかしい。生きていにくい。「世の中の—・くのみ思ひ給へらるれば」〈狭衣・四〉
アリニュマン【(フランス)alignement】
巨石記念物の一。多数の立石を一列に並べたもので、フランスのカルナックにあるものが有名。列石(れっせき)。
ありね‐よし
[枕]《「ありね」は語義未詳。「よし」は間投助詞》「対馬(つしま)」にかかる。「—対馬のわたり海中(わたなか)に幣(ぬさ)取り向けて早帰り来ね」〈万・六二〉
蟻(あり)の穴(あな)から堤(つつみ)も崩(くず)れる
《「韓非子」喩老の「天下の難事は必ず易きよりなり、…千丈の堤も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰(つい)ゆ」から》ほんのわずかな不注意や油断から大事が起こることのたとえ。
蟻(あり)の甘(あま)きにつくが如(ごと)し
利益のあるほうに、人が群がり集まることのたとえ。