とおつおうみ【遠淡海/遠江】
浜名湖のこと。琵琶湖を「近つ淡海」というのに対し、都から遠い湖の意。また、遠江(とおとうみ)の古称。「—引佐(いなさ)細江の水脈(みを)つくし我(あれ)を頼めてあさましものを」〈万・三四二九〉
でんどう‐くるまいす【電動車椅子】
電動機を備えた車いす。介助者の重量的な負担を支援するためのものと、利用者自身がハンドルやジョイスティックで操縦できるものがある。シニアカー。電動カート。 [補説]運転免許は不要。道路交通法では、...
でんど‐ざた【出ん所沙汰】
おおやけの裁判などに持ち込まれること。おもてざた。裁判沙汰。「四の五のあれば、いやともに—」〈浄・忠臣蔵〉
とお‐しろ・し
[形ク] 1 大きく堂々たる様子である。雄大である。「天ざかる鄙(ひな)にしあれば山高み川—・し」〈万・四〇一一〉 2 歌学用語で、気高く奥深い。「気高く—・きをひとつのこととすべし」〈俊頼髄脳〉
トームペア【Toompea】
エストニアの首都タリンの山の手地区。旧市街西部、城壁に囲まれた丘の上に位置し、13世紀建造のトームペア城、タリン大聖堂、帝政ロシア時代のアレクサンドルネフスキー大聖堂などがある。1997年、旧市...
とこ‐めずら・し【常珍し】
[形シク]いつも目新しく新鮮である。「難波人(なにはひと)葦火(あしひ)焚(た)く屋のすしてあれど己(おの)が妻こそ—・しき」〈万・二六五一〉
と‐ごころ【利心/鋭心】
するどい心。しっかりした心。「朝夕(あさよひ)に音のみし泣けば焼き大刀の—も我(あれ)は思ひかねつも」〈万・四四七九〉
とぐ・る
[動ラ四] 1 言葉をまげて言う。隠語を使う。「たろく(=湯ノコト)と—・る男あれば」〈滑・浮世風呂・前〉 2 拷問する。「こいつを—・ったら、長門之介や伝七が有り家知れぬといふ事はあるまい」〈...
と‐こう
[副](スル)《「とかく」の音変化》あれこれ。何やかや。「—するうちに日が暮れた」「—の注意がましき事をいうなどは」〈子規・墨汁一滴〉 [補説]「兎角」「左右」とも当てて書く。
とくていがいらいせいぶつひがい‐ぼうしほう【特定外来生物被害防止法】
《「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」の略称》生態系を乱す、人に害を与える、農林水産業に被害があるなどのおそれがある外国原産の生物を特定外来生物として指定し、飼養・栽培・保...