いい‐のが・れる【言(い)逃れる】
[動ラ下一][文]いひのが・る[ラ下二]うまくごまかして、責任をまぬがれる。言い抜ける。「何とかその場を—・れる」
いい‐の・ける【言い退ける】
[動カ下一][文]いひの・く[カ下二]自分の考えを主張して人の言い分をはねつける。「噛んで吐出した様に愛想気(あいそけ)もなく—・けた」〈魯庵・くれの廿八日〉
いい‐のこ・す【言(い)残す】
[動サ五(四)] 1 全部言わないで話を残す。「—・したことを手紙に書く」 2 あとに残る人に言い置く。「伝言を—・して帰る」「遺産の分与について—・す」
いい‐ののし・る【言(い)罵る】
[動ラ五(四)] 1 大声で悪口などをわめき散らす。「人前で—・る」 2 口々に大きな声で言う。やかましくうわさする。言いさわぐ。「いよいよ(僧都ヲ)いと尊きものに—・る」〈源・手習〉
いいのや‐ぐう【井伊谷宮】
静岡県浜松市浜名区にある神社。旧官幣中社。祭神は後醍醐天皇の皇子宗良(むねなが)親王。明治5年(1872)の創建。本殿の裏に親王の墳墓がある。
いいの‐やま【飯野山】
香川県中央北部にある山。坂出(さかいで)・丸亀市境に位置し、円錐形の山容から讃岐(さぬき)富士ともいう。標高422メートル。讃岐平野西部に突出した独立峰のため、四方から眺められる。山頂からの展望...
いい‐はぐら・す【言い逸らす】
[動サ五(四)]話が肝心のところにくると、あいまいな返事をしたり話題を変えたりする。言いはぐらかす。「冗談に—・して本心を明かさない」
いい‐はぐ・れる【言い逸れる】
[動ラ下一][文]いひはぐ・る[ラ下二]言うべき機会を失う。言いそびれる。「肝心の用件を—・れる」
いい‐はげま・す【言(い)励ます】
[動サ五(四)] 1 言葉をかけて元気づける。「頑張れ、と—・す」 2 強い口調で責め立てる。言い立てる。「腹立たしくなりて憎げなる事どもを—・し侍るに」〈源・帚木〉
いい‐はじ・める【言(い)始める】
[動マ下一][文]いひはじ・む[マ下二] 1 初めて言う。言いだす。「職場に慣れてくると不満を—・める」 2 話し始める。「口ごもりながらも—・めた」 3 異性に言い寄り始める。「裳(も)きしこ...