いい‐みだ・る【言ひ乱る】
[動ラ四]口を出して混乱させる。口を出して話の邪魔をする。「かばかりにし初(そ)めつるを、—・るも物し」〈源・手習〉
いい‐むか・う【言ひ迎ふ/言ひ逆ふ】
[動ハ下二]逆らってものを言う。「事のついでごとに—・ふる種(くさはひ)なるを」〈源・紅葉賀〉
いい‐め【好い目】
[連語]《望みどおりに出たさいころの目の意から》望んでいたような幸運。幸せな状態。「一人だけ—をみる」「—にあう」
いい‐めいわく【好い迷惑】
[名・形動]《「いい」は反語的表現》自分とは直接関係のないことによって迷惑を受けること。また、そのさま。「—をこうむる」「この忙しいのに、—だ」
好(い)い目(め)が◦出(で)る
物事が都合のよい状態になる。
いい‐もら・す【言(い)漏らす】
[動サ五(四)] 1 言い落とす。言い忘れる。「うっかり用件を—・す」 2 秘密を他人に告げ知らせる。「ふと—・した一言から事件が発覚した」
いいもり‐やま【飯盛山】
福島県会津若松市北東部の山。標高370メートル。戊辰(ぼしん)戦争で白虎隊(びゃっこたい)が自刃した所。山上にその墓がある。 大阪府大東市北東部、生駒(いこま)山地の山。標高318メートル。...
いいや
[感]相手の言ったことを打ち消したり、反対の気持ちを表したりするときに用いる語。いや。「『先生はご存じでしたか』『—、知らないよ』」
いい‐やぶ・る【言(い)破る】
[動ラ五(四)] 1 議論で相手を屈服させる。言い負かす。「論敵を—・る」 2 はっきりと言いきる。断言する。「簡潔にすぱすぱと—・って呉れる」〈漱石・彼岸過迄〉
いいやま【飯山】
長野県北東部の市。もと本多氏の城下町。伝統工芸品の仏壇や、スキーの製造が盛ん。また内山和紙が特産。島崎藤村の小説「破戒」の舞台。人口2.4万(2010)。