いつ‐ぞ【何時ぞ】
[副]《「ぞ」は係助詞》 1 過去または未来の、不定の時を表す。 ㋐いつであったか。いつか。「—の年か忘れたが」 ㋑そのうちいつか。「五三の価をためて、—時節を待てども」〈浮・一代男・五〉 2 ...
いつぞ‐や【何時ぞや】
[副]《「や」は係助詞》過去の不定の時を表す場合の、改まった言い方。いつか。先日。「—は失礼いたしました」
いつぞんそうしょ【佚存叢書】
中国では失われたが、日本にだけ現存していた漢籍の叢書。110巻60冊。林述斎編。寛政11年〜文化7年(1799〜1810)刊。「古文孝経」など16種を収録。
いつ‐だつ【逸脱】
[名](スル)本筋や決められた枠から外れること。「任務を—する行為」
いつ‐つ【五つ】
1 数の名。四つの次、六つの前の自然数。ご。いつ。5個。 2 5歳。 3 昔の時刻の名。今の午前8時および午後8時ころ。いつつどき。
いつつ‐あこめ【五つ衵】
女房・童女などの晴れの装束で、衵を5枚重ねて着ること。
いつつ‐お【五つ緒】
牛車(ぎっしゃ)の簾(すだれ)の一。簾の左右の縁と中央の革緒との間に、革で一条ずつの風帯(ふうたい)を垂れたもの。
いつつお‐の‐くるま【五つ緒の車】
五つ緒の簾(すだれ)を掛けた牛車(ぎっしゃ)。網代車など。
いつつ‐がさね【五つ重ね/五つ襲】
「五つ衣(ぎぬ)」に同じ。
いつつ‐がしら【五つ頭】
歌舞伎下座音楽で、鳴り物の一。荒事の見得に伴って用いる。太鼓・大太鼓・笛の3種と、場合によっては大小の鼓(つづみ)をかけ声とともに打ち合わせる。