ざる‐ご【笊碁】
《笊ですくうように漏れが多いところから》打ち方のへたな碁。ざる。
こうじまち‐の‐いど【麹町の井戸】
《麹町は高台のため井戸がみな深いところから》非常に深いこと、底が知れないことのたとえ。「欲の深い事は—よ」〈浄・矢口渡〉
こ‐ずる・い【小狡い】
[形][文]こずる・し[ク]少しばかりずるい。なんとなくずるいところがある。「—・い手を使う」 [派生]こずるさ[名]
ご‐しんとう【五親等】
親等の一。本人またはその配偶者から5世を隔てた人との親族関係。高祖父母の父母、いとこの子などとの関係がこれにあたる。
ゴゾ‐とう【ゴゾ島】
《Għawdex》地中海中央部の島国、マルタ共和国の島。同国ではマルタ島の次に大きく、面積は約67平方キロメートル。マルタ島の北西に位置し、最も近いところで約6キロメートル離れている。中心都市は...
胡椒(こしょう)の丸呑(まるの)み
胡椒の味は、かまずに丸呑みしただけではわからないところから、表面だけを見て、真の意味を理解しないことのたとえ。
琴柱(ことじ)に膠(にかわ)・す
《「史記」藺相如伝による。琴柱をにかわ付けにすると調子を変えることができないところから》物事にこだわって、融通がきかないことのたとえ。膠柱(こうちゅう)。
孤掌(こしょう)鳴(な)らし難(がた)し
《片方の手のひらだけでは、手を打ち鳴らせないところから》人間は一人だけでは生きられないこと、事をなしとげられないことのたとえ。孤掌鳴らず。
心(こころ)に笠(かさ)着(き)て暮(く)らせ
《笠をかぶると上が見えないところから》高望みしないで分相応に暮らせ。
児(こ)の手柏(てがしわ)の二面(ふたおもて)
《コノテガシワの葉は表裏の区別をしにくいところから》二様または両面あることのたとえ。