えん‐きょく【婉曲】
[形動][文][ナリ]言いまわしが穏やかでかど立たないさま。露骨でなく、遠まわしに言うさま。「申し出を—に断る」「—な表現」
おい‐まわし【追(い)回し】
1 おいまわすこと。 2 掃除や走り使いなど雑役をする人。召使い。「ベタリベタリと—が長き廊下を雑巾にて、押拭う音の」〈逍遥・当世書生気質〉 3 水域の四方に竹を立てて網を張っておき、その中で魚...
き【忌】
[常用漢字] [音]キ(漢) [訓]いむ いまわしい 1 いやなこととして避ける。恐れはばかる。「忌諱(きき・きい)・忌憚(きたん)・忌避/禁忌・嫌忌・猜忌(さいき)」 2 死者の命日。「忌日(...
しに‐ぎわ【死に際】
まさに死のうとする時。死ぬまぎわ。いまわ。
しん‐と【新渡】
《「しんど」とも》 1 新しく外国から渡来したこと。また、そのもの。「数万貫の銭貨、—の唐物(からもの)等、美を尽くして」〈太平記・三九〉 2 ⇒今渡(いまわた)り
ひね‐く・る【捻くる/拈くる】
[動ラ五(四)] 1 指先であちこちひねるようにする。さまざまにいじる。「ハンカチを—・る」 2 あれこれ理屈をつけて言いまわす。表現などに趣向をこらす。いろいろ考える。「—・った表現」 [...
はい‐もとお・る【這ひ徘徊る】
[動ラ四]這いまわる。「鶉(うづら)なすい—・り」〈万・一九九〉
はいずり‐まわ・る【這いずり回る】
[動ラ五(四)]這って動きまわる。はいまわる。「部屋中を—・って捜す」
パワー‐ワード
《(和)power+word》表現が斬新で、説得力や影響力のある言葉や言いまわし。著名人の言葉や漫画やドラマの台詞、キャッチコピーなどから生まれることが多い。「主人公の—に勇気づけられた」「過剰...
のろのろ・し【呪呪し】
[形シク]のろいたいほど憎い。いまわしい。恨めしい。「聞きにくく—・しき事ども多かり」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉