たんがん‐きょう【単眼鏡】
小型軽量で携帯性のよい望遠鏡。ふつう低倍率で最短合焦距離が短いものをさし、遠方を拡大して見るほか、美術鑑賞などに用いられる。モノキュラー。
胆(たん)は大(だい)ならんことを欲(ほっ)し心(こころ)は小(しょう)ならんことを欲(ほっ)す
《「旧唐書」孫思邈伝から》人は、度胸は大きく、注意は細かでありたいものである。→胆大心小(たんだいしんしょう)
ちゅう‐しょう【中小】
中くらいのものと小さいもの。「—の私鉄」
たに‐ま【谷間】
1 谷の中。たにあい。 2 高いものの間の低い所。「ビルの—」 3 活動などの盛んでない部分。「景気の—」「福祉の—」
頼(たの)む木(こ)の下(もと)に雨(あめ)漏(も)る
《せっかく木陰に雨宿りしたのに、そのかいもなくそこにも雨が漏ってくる、という意から》頼みにしていたのにあてがはずれること。
楽(たの)しみ尽(つ)きて哀(かな)しみ来(き)たる
《陳鴻「長恨歌伝」から》このうえない楽しみの後には、かならず悲しみがおそってくる。楽しみが極まると、かえって悲しい気持ちになる。また、楽しみは永久には続かないものだ。
たば・ねる【束ねる】
[動ナ下一][文]たば・ぬ[ナ下二] 1 細長いものなどを一つにまとめてくくる。たばにする。「稲を—・ねる」「紙を—・ねる」 2 組織などをまとめてとりしきる。「業界を—・ねる」
た・てる【立てる】
[動タ下一][文]た・つ[タ下二] 1 ある場所にものを縦にして位置させる。 ㋐起き立った状態にする。「書棚に本を—・てる」 ㋑長いものを直立させて据える。「煙突を—・てる」「屏風(びょうぶ)を...
旅(たび)は憂(う)いもの辛(つら)いもの
旅先では知人もなく、とかく心配やつらいことが多いものである。
棚(たな)から牡丹餅(ぼたもち)
思いがけない好運を得ること、労せずしてよいものを得ることのたとえ。たなぼた。