こ‐め【小目】
1 目の小さいもの。「白縄(しらなは)に小鮎(こあゆ)引かれて下る瀬にもち設けたる—の敷網」〈山家集・下〉 2 苦しい目。つらい思い。「明け暮れ—を見せ給ひつることはいかに」〈保元・中〉
こも‐づの【菰角】
マコモの茎に黒穂菌(くろぼきん)が寄生して生ずる竹の子状のもの。若いものは沖縄地方や中国などで食用とする。また、熟して黒くなったものを日本ではお歯黒などに用いた。こものこ。
ごん・す
[動サ特活]《「ごあんす」または「ござんす」の音変化》 1 「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。「夜ふけて何しに—・した」〈浄・女腹切〉 2 「居る」の意の尊敬語。いらっしゃる。「塩町辺に縁づき...
怖(こわ)いもの見(み)たさ
怖いものは、好奇心に駆られてかえって見たくなること。「—に谷底をのぞき込む」
こん【痕】
[常用漢字] [音]コン(漢) [訓]あと 1 傷のあと。「傷痕・刀痕・痘痕(とうこん)・瘢痕(はんこん)」 2 消えないで残ったあとかた。「痕跡/血痕・墨痕・涙痕」 [難読]痘痕(あばた)・痘...
こわ‐ば・る【強張る】
[動ラ五(四)] 1 柔らかいものが固くなる。不自然に突っ張る。ごわごわする。「靴の革が雨に濡れて—・る」「緊張のあまり顔が—・る」 2 強く主張する。意地を張る。「旅宿へやることなりませぬと—...
こん【献】
[名]客にもてなす酒・肴(さかな)の膳部。「預かり蔵人小板敷きを昇り、大杯を取って共に—を勧む」〈雲図抄〉
[接尾]助数詞。 1 酒席などで、杯を飲みほす回数を表す。また、杯をさす度数にもい...
ごろっ‐と
[副] 1 大きくて重いものが転がり動くさま。「岩が—転がり落ちる」 2 大きなものが横たわるさま。「テレビの前で—横になる」 3 料理の具などが大きいさま。「—した野菜のシチュー」
こんあん‐いらく【今案意楽】
今の考えをすばらしいものと思い楽しむこと。
こわ・い【怖い/恐い】
[形][文]こは・し[ク]《「強(こわ)い」と同語源》 1 それに近づくと危害を加えられそうで不安である。自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。「夜道が—・い」「地震が—・い」...