しら‐じ【白瓷/素地】
1 陶器や瓦(かわら)などの、まだ焼かれないもの。生素地(なまきじ)。また、素焼きのもの。 2 《素焼きであるところから》すり鉢。
しら‐しげどう【白重籐】
重籐の弓の一。黒漆を塗った上に籐を巻いた部分が最も多いもの。
しら‐つるばみ【白橡】
白っぽい、つるばみ色。鈍色(にびいろ)の薄いもの。青白橡と赤白橡の2種がある。しろつるばみ。
しら‐ず【知らず/不知】
[連語] 1 (「…はしらず」の形で)問題にしないでおく、さておいてなどの意を表す。「明日は—、ともかく今日のことを考えよう」 2 (他の語の下に付いて)気にしないさま、それがないと思えるさまを...
しら‐は【白羽】
矢の羽の白いもの。ふつう、タカの羽を用いる。
しりけん‐いもり【尻剣井守】
有尾目イモリ科の両生類。全長11〜14センチ。背の正中線の隆起が著しく、尾も側扁して長く、剣の形に似る。背は暗褐色、腹は黄・橙または赤色の地に黒斑がある。奄美(あまみ)大島・沖縄島・渡嘉敷(とか...
しら‐むし【白蒸(し)】
小豆(あずき)を加えないもち米だけの白いこわ飯。不祝儀用。
じょう‐ろく【丈六】
1 《釈迦の身長が1丈6尺(約4.85メートル)あったというところから》1丈6尺。また、その高さの仏像。座像の場合は半分の8尺に作るが、それも丈六といい、また、丈六より大きいものを大仏という。 ...
しょう‐らかし・い【性らかしい】
[形]《室町時代の語》取り立てていうだけの価値がある。素性正しい。りっぱである。「私の事でござれば、別に—・いものでもござらぬ」〈虎寛狂・素襖落〉
しろ‐もち【白餅】
1 精白した糯米(もちごめ)だけでついた餅。 2 あんや醤油などを、つけない餅。 3 紋所の名。餅をかたどった白い円で、中に模様のないもの。