うかれ‐め【浮(か)れ女】
歌や舞をして人を楽しませ、また売春もする女。遊女。娼妓(しょうぎ)。あそびめ。「—に手練あるは当然にて」〈逍遥・当世書生気質〉
うかれ‐もの【浮(か)れ者】
家にじっとしていないで、遊び歩いてばかりいる者。道楽者。
うか・れる【浮(か)れる】
[動ラ下一][文]うか・る[ラ下二]《「浮く」から派生した自発形か》 1 楽しくなって心がうきうきする。おもしろさに心を奪われる。「酔って—・れる」「月に—・れて歩く」 2 自然に浮く。浮かぶ。...
う‐かわ【鵜川】
鵜を川に放して、川魚をとること。鵜飼い。また、鵜飼いをする川。《季 夏》「只一人—見にゆくこころ哉/蕪村」
鵜川(うかわ)の小鮎(こあゆ)
鵜飼いをする川にすむ小鮎。逃れる方法のないことのたとえ。「—鷹に雉(きじ)、猫に追はれしのら鼠」〈浄・百人上﨟〉
う‐かん【有官】
官職を有すること。⇔無官。
う‐かん【羽冠】
鳥類で、頭上の冠羽の総称。
う‐かんむり【ウ冠】
漢字の冠の一。「宙」「家」などの「宀」の称。片仮名の「ウ」の字に似ているところからいう。