うち‐わく【内枠】
1 内側の枠。特に競馬で、スタートのとき馬が入る枠で、コースの内側の枠。⇔外枠。 2 数量や金額について、あらかじめ決められている一定の範囲。
うち‐わけ【内訳】
金銭の総額、物品の総量に対し、その内容を項目別に書き記すこと。明細。「部門別支出の—」
うちわ‐げんか【内輪喧嘩】
[名](スル)「内輪揉(も)め」に同じ。
うちわ‐サボテン【団扇サボテン】
サボテン科植物のうち、茎が平たい円盤状などになっているもの。
うち‐わす・れる【打(ち)忘れる】
[動ラ下一][文]うちわす・る[ラ下二]「忘れる」を強めた言い方。すっかり忘れる。「捌(さば)けたお吉が接待(とりなし)ぶりに何時しか遠慮も—・れ」〈露伴・五重塔〉
うち‐わた【打(ち)綿】
1 古綿を打ち直したもの。 2 繰り綿を綿弓で打って柔らかい繊維にしたもの。
うち‐わたし【内渡し】
[名](スル)支払うべき金額の一部を渡すこと。内払い。「代金の半分を—する」
うち‐わたし【打ち渡し】
[名]「打渡状」に同じ。 [副] 1 ずっと長く。「—岸べは波にやぶるともわが名は朽(く)ちじ天の橋立」〈曽丹集〉 2 おしなべて。おおかた。「—世に許しなき関川をみなれそめけむ名こそ惜しけ...
うちわたし‐じょう【打渡状】
中世の所領争いで、施行状(しぎょうじょう)・遵行状(じゅんぎょうじょう)を受けた守護代や代官が、所領・所職などを正当な当事者に引き渡す際に交付した文書。渡状。
うち‐わた・す【打ち渡す】
[動サ四] 1 連ね並べる。かけ渡す。「安太人(あだひと)の魚梁(やな)—・す瀬を速み心は思(も)へどただに逢はぬかも」〈万・二六九九〉 2 馬を進めて、渡り越えさせる。「千鳥鳴く佐保の河門の清...