うっ‐て【討っ手】
《「うちて」の音変化》賊軍・罪人などを討伐または逮捕する人。「—をさし向ける」
打(う)って一丸(いちがん)とな・る
すべての関係者が一つにまとまる。団結する。「再建めざして全員—・る」
うって‐かわ・る【打って変(わ)る】
[動ラ五(四)]前の状態・態度と全く変わる。がらりと変わる。「昨日とは—・って快晴になった」
うって‐がえ【打って替え】
1 交替すること。入れ替わり。また、情況ががらりと一変すること。「此度は—に、饑饉疫病等の流行するは」〈田口・日本開化小史〉 2 囲碁で、相手の石を一目取ると、次の相手の一手でその周辺の石全体を...
うって‐がえし【打って返し】
「打って替え2」に同じ。
うって‐つけ【打って付け】
[名・形動]物事がぴったりと当てはまること。また、そのさま。あつらえ向き。「—な役柄」「この仕事は君に—だ」
うって・でる【打って出る】
[動ダ下一] 1 敵に対して攻撃に出る。「敵の正面に—・でる」 2 活動の場にみずから進んで出る。「知事選挙に—・でる」
うってん‐ばってん
《「うんでいばんり(雲泥万里)」の音変化》物事の違いのはなはだしいこと。「僕と彼とを同視するのは、月とすっぽん、—」〈逍遥・当世書生気質〉