うつのみや‐し【宇都宮市】
⇒宇都宮
うつのみや‐じょう【宇都宮城】
宇都宮市にあった城。康平6年(1063)、藤原宗円(宇都宮氏祖)が築いたといわれ、近世初頭まで宇都宮氏の居城。江戸時代には本多氏・奥平氏・戸田氏などが在城。亀が岡城。
うつのみや‐そうどう【宇都宮騒動】
元和8年(1622)宇都宮城主本多正純(ほんだまさずみ)が、幕府の許可なく本丸の石垣を修築したことなどを理由に領地を没収された事件。徳川秀忠殺害を企てた宇都宮城内の釣り天井が発覚したためというう...
うつのみや‐だいがく【宇都宮大学】
宇都宮市にある国立大学法人。宇都宮農林専門学校・栃木師範学校・栃木青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。また昭和39年(1964)宇都宮工業短期大学を母体に工学部を、平...
うつのみや‐どうぶつえん【宇都宮動物園】
栃木県宇都宮市にある動物園。昭和56年(1981)開園。敷地内には遊園地のほか、プールも併設している。
うつのや‐とうげ【宇津ノ谷峠】
静岡市、宇津の山の峠。東海道の丸子(まりこ)と岡部宿との間に位置し、難所として知られた。伊勢物語や黙阿弥の「蔦紅葉(つたもみじ)宇都谷峠」で有名。
うつ‐の‐やま【宇津の山】
静岡市宇津ノ谷と藤枝市岡部町岡部とにまたがる山。南側に宇津ノ谷峠がある。[歌枕]「—うつつかなしき道絶えて夢に都の人は忘れず」〈秋篠月清集〉
うつ‐はぎ【全剝ぎ】
《「うつ」は全く、すっかりの意》そっくりはぎ取ること。まるはぎ。「—に剝(は)ぎとられ、裸兎(はだかうさぎ)の」〈根無草・後・跋〉
うつ‐ばり【梁】
《内張りの意。平安時代までは「うつはり」》屋根の重みを支えるための横木。はり。
梁(うつばり)の塵(ちり)を動(うご)か・す
「梁塵(りょうじん)を動かす」に同じ。