うま‐なり【馬なり】
競馬で、騎乗者が手綱をしごいたりしないで、馬が走るのに任せている状態。
うま‐に【旨煮/甘煮】
肉や野菜類を砂糖・酒・醤油・みりんなどで濃いめの味に煮あげたもの。
馬(うま)には乗(の)ってみよ人(ひと)には添(そ)うてみよ
馬のよしあしは乗ってみなければわからず、人柄のよしあしはつきあってみなければわからない。何事も自分で直接経験してみよということ。
うま‐ぬし【馬主】
馬の持ち主。ばしゅ。
うま‐の‐あし【馬の足/馬の脚】
歌舞伎で、馬の脚の役のこと。張り子の馬を二人でかぶって、前脚と後脚になる。下級の役者がつとめるところから、下級俳優やへたな役者の称としても用いる。
うま‐の‐あしがた【馬の足形/毛茛】
キンポウゲ科の多年草。山野に生え、高さ40〜60センチ。葉は手のひら状で三〜五つに裂けている。初夏、黄色い5弁花を開く。八重咲き種をキンポウゲという。有毒。こまのあしがた。おこりおとし。《季 春》
うまのお‐ばち【馬の尾蜂】
コマユバチ科のハチ。体長2センチくらい。体は黄赤色で翅(はね)に暗褐色の斑紋がある。雌は約15センチもある産卵管をもち、樹幹の中にすむシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつける。ばびほう。
うまのお‐むすび【馬の尾結び】
女の髪の結い方の一。洗髪のあと長い髪の毛を先端で馬の尾のように1回結んで垂らしたもの。
うま‐の‐かみ【馬頭】
馬寮(めりょう)の長官。従五位上相当。左右の馬寮に一人ずついる。
うま‐の‐かみ【右馬頭】
右馬寮(うめりょう)の長官。従五位上相当。みぎのうまのかみ。