の‐ねこ【野猫】
飼い主のない猫。のら猫。「沙金の目が、—のように鋭く」〈芥川・偸盗〉 [補説]「野良猫」は飼い主がなく人家の周りをうろつくもの、「野猫」は人から離れて山野に住み着き、鳥獣を捕食する野生化したもの...
ふら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 ふらふらと揺れる。また、足元がしっかりせず、よろよろする。「酒に酔って足が—・く」 2 気持ちなどが定まらずに揺れ動く。「決心が—・く」 3 あてもなく歩き回る。うろつく。...
とんび【鳶】
1 「とび(鳶)1」に同じ。 2 用もなくうろつく者。また、通りがかりに店先や門口のものを盗む、こそ泥。「廊下—」 3 「鳶ガッパ」の略。《季 冬》
つじ‐かんじゃ【辻冠者】
市中をあてもなくうろつく若者。「いふかひなき—ばら、乞食法師ども」〈平家・八〉
あやし・い【怪しい】
[形][文]あや・し[シク]《感動詞「あや」の形容詞化》普通ではない事物、正体のはっきりしない事物に対する不可解な気持ちを表す。 1 (「妖しい」とも書く)不思議な力がある。神秘的な感じがする。...