しょっこう‐の‐にしき【蜀江の錦】
1 《蜀江の水で糸を染めて織ったと伝えられるところから》古代中国の蜀の成都産の精巧な錦。緋地に黄・藍・緑などを交えて、連珠円または格子内に花文・獣文・鳥文などを配した文様のもの。また、主に明代に...
しょふ【書譜】
中国、唐代の書論。孫過庭著。著者真跡と伝えられ、草書の手本として珍重される。
しょとう‐かんすう【初等関数】
微分積分学で、基本的であると考えられる関数。代数関数と三角関数・指数関数・対数関数など。
シラオス‐たに【シラオス谷】
《Le Cirque de Cilaos》インド洋、フランスの海外県レユニオン島の谷。同島中央部、ピトン‐デ‐ネージュを囲む三つの谷のうち、南側に位置する。火山の噴火に起因する半径約10キロメー...
しるし‐の‐たち【標の太刀】
古代、出征のとき、天皇から将軍に与えられた任命のしるしの太刀。節刀(せっとう)。しるしのつるぎ。
しりこ‐だま【尻子玉】
肛門の所にあると考えられた玉。河童(かっぱ)が好んで抜くといわれたもの。
じ‐りき【事力】
律令時代、国司や大宰帥(だざいのそち)などの地方官に与えられ、雑役や職田(しきでん)の耕作に従事した者。じりょく。
しょう‐てん【焦点】
1 レンズや球面鏡で、光軸に平行な入射光線が集中する一点。または入射光線が発散する場合、発散の原点と考えられる点。太陽の光を凸レンズで集めると、この点に置いた黒い紙が焦げるところからいう。 2 ...
しょうぞん【正尊】
謡曲。四番目物。観世弥次郎長俊作。平家物語などに取材。義経を討つために上洛した土佐坊正尊が、捕らえられて起請文(きしょうもん)を読んで弁解し、改めて夜討ちをかけるが失敗する。
しんじつ‐の‐くち【真実の口】
《Bocca della Verità》イタリアの首都ローマのサンタマリアインコスメディン教会の外壁にある石造の円盤。海神トリトーネの浮き彫りが施されている。もとは古代ローマ時代の下水溝の蓋であ...