おし‐くくみ【押し包み】
物をつつむもの。また、つつんだもの。「大路に子をすてて侍りける—にかきつけ侍りける」〈金葉・雑下・詞書〉
おし‐くく・む【押し包む】
[動マ四]つつみこむ。くるむ。「らうたくおぼえて、ひとへばかりを—・みて」〈源・若紫〉
おし‐くら【押し競】
《「おしくらべ」の略》「押し競(くら)饅頭(まんじゅう)」に同じ。
おし‐くらべ【押し競べ】
「押し競(くら)饅頭(まんじゅう)」に同じ。
おしくら‐まんじゅう【押し競饅頭】
子供の遊びの一。大ぜいが1か所に固まり、互いに押し合って、倒れたり押し出されたりした者を負けとする。おしくらべ。おしくら。《季 冬》「—路地を塞(ふさ)ぎて貧などなし/林火」