おもわく‐ちがい【思惑違い】
1 思わくが外れること。見込み違い。 2 双方の考えが相違すること。考えが違うこと。
おもわく‐ばなし【思惑話】
何か別の目的がありながら、それを隠してする話。
おもわし・い【思わしい】
[形][文]おもは・し[シク]《動詞「おもう」の形容詞化》 1 好ましい状態である。よく思われる。現代では、多く否定の表現を伴って用いられる。「回復が—・くない」「声にくからざらむ人のみなむ—・...
おも‐わすれ【面忘れ】
[名](スル)人の顔を忘れること。「しばらく会っていないので—していた」
おもわ‐ず【思わず】
[副] 1 そのつもりではないのに。考えもなく。無意識に。「—かっとなる」「うれしくて—跳び上がる」 2 思いがけず。意外なことに。「四鳥の塒(ねぐら)に親と子の、—帰り逢ひながら」〈謡・雲雀...
思(おも)わず知(し)らず
知らず知らず。無意識のうちに。副詞的に用いる。「—涙がこぼれる」
おもわせ‐ぶり【思わせ振り】
[名・形動]いかにも意味ありげな言葉やしぐさで、期待をもたせること。また、そのさま。「—を言う」「—な態度」
おもわ‐ぬ【思わぬ】
[連語]《動詞「おもう」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》思いもよらない。意外な。「—結果になる」「—失敗をする」
おもん・じる【重んじる】
[動ザ上一]「おもんずる」(サ変)の上一段化。「名誉を—・じる」
おもん・ずる【重んずる】
[動サ変][文]おもん・ず[サ変]《「おもみする」の音変化》価値のあるものとして重くみる。尊重する。重んじる。「芸術を—・ずる」⇔軽んずる。