おうりょう‐し【押領使】
平安時代、兵を率いて反乱などの鎮定にあたった令外(りょうげ)の官。
おう‐りょく【応力】
物体が外力を受けたとき、それに応じて内部に現れる抵抗力。物体内部に任意の単位面積を考え、その両側が互いに及ぼし合う力の大きさと方向で表す。内力。歪力(わいりょく)。
おうりょっ‐こう【鴨緑江】
朝鮮民主主義人民共和国と中国との国境を西流する川。白頭山に源を発し、黄海に注ぐ。長さ790キロ。アムノック川。ヤールー川。
おうりょっこう‐ぶし【鴨緑江節】
大正年間(1912〜1926)に流行した俗謡の一。朝鮮の鴨緑江に出稼ぎに行った筏師(いかだし)が歌いはじめたもの。恵山鎮節。
おうりょく‐ふしょく【応力腐食】
引っ張り応力や曲げモーメントなどの応力を受けた金属材料が、著しく腐食しやすくなる現象。割れが生じ、やがて脆性破壊に至る場合もある。高温高圧の水が流れる原子炉の配管などで生じる可能性があるため、十...
おう‐りん【黄燐】
燐の同素体の一。淡黄色の半透明な蝋状(ろうじょう)の固体。暗所では燐光を発し、湿った空気中では自然に燃えだす。猛毒。純粋なものは無色で、白燐ともいう。
おうりん‐マッチ【黄燐マッチ】
黄燐を用いたマッチ。有毒で自然発火しやすく、1922年に世界的に生産禁止。摩擦マッチ。
オウル【Oulu】
フィンランド北部の都市。ボスニア湾奥に注ぐオウル川の河口に位置する。中世より交易の拠点が置かれ、19世紀に木タールの輸出で栄えた。水力発電による豊富な電力を用いて、鉄鋼業、パルプ工業が行われ、近...
おう‐れつ【横列】
横に並ぶこと。また、その列。「—に並び変わる」⇔縦列。
おう‐れん【黄連/黄蓮】
キンポウゲ科の常緑多年草。山地の樹林下に生え、根茎は太く黄色で、多数のひげ根を出す。雌雄異株。早春、高さ約10センチの花茎を出し、白い花を数個開く。漢方で乾燥した根茎を健胃・消炎薬として用いる。