おい‐づき【老い月】
陰暦14日以後の月。
おい‐づ・く【老い就く】
[動カ四] 1 年寄りになる。年老いる。「かく恋ひば—・くあが身けだし堪(あ)へむかも」〈万・四二二〇〉 2 年寄りじみる。年寄りめく。「ただ今、かう…まだきに(=マダ幼イノニ)—・かすまじうは...
おい‐て【追(い)手】
逃げる敵や罪人などを追いかける人。おって。
おい‐て【追風】
後ろから吹いてくる風。進む方向に吹く風。順風。おいかぜ。「—に帆を上げる」
おい‐て【於て】
[連語]《動詞「お(置)く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》(「…において」の形で用いる) 1 場所を表す。…で。…にて。「東京に—大会を挙行する」 2 時間を表す。…のとき...
おい‐て【措いて】
[連語]《動詞「お(措)く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》(「…をおいて」の形で、多く下に打消しの語を伴う)…を除いて。…以外に。「君を—ほかに人はない」
おいてき‐ぼり【置いてきぼり】
「置いてけぼり」に同じ。「早くしないとまた—を食うおそれがある」〈漱石・坑夫〉
おいてけ‐ぼり【置いてけぼり】
(置いてけ堀)江戸本所の堀の名。本所七不思議の一。釣りをして帰ろうとすると、水中から「置いてけ、置いてけ」と呼ぶ声がして、魚を返すまで言いつづけたという。 他の者を残したまま、その場を去って...
おいてこそじんせい【老いてこそ人生】
作家・政治家の石原慎太郎による随筆集。平成14年(2002)刊行。
追風(おいて)に帆(ほ)を上(あ)・げる
勢いに乗じて、思うままに力を発揮することのたとえ。また、物事が順調に進行することのたとえ。