おうぎ‐びょうし【扇拍子】
閉じた扇で手のひらや板の台などをたたいて拍子をとること。邦楽のけいこなどに行う。
おうぎ‐ほぞ【扇枘】
断面が台形の枘。出隈(ですみ)の土台に柱を枘差(ほぞざし)するときに用いる。
おうぎ‐ぼね【扇骨】
扇の芯にする、細長く割いた竹。
おうぎまち‐どおり【扇町通り】
大阪市北区梅田から扇町まで東西に走る道路の呼び名。曽根崎通りの北側を並走する。
おう‐ぎゃく【横逆/枉逆】
[名・形動]わがままで道理に反すること。また、そのさま。横暴。「あまりにも—な振る舞い」
おうぎや‐ぞめ【扇屋染(め)】
布地の染め模様の一。江戸中期に流行した、円形・四角形・扇形・六角形・ひし形などを交えて、その中に花鳥や唐草などを染め出したもの。
おう‐ぎゅう【黄牛】
家畜の牛の一品種。肩に小さなこぶがあり、黄褐色。中国や東南アジアで飼われ、体質が強健で暑さにも強く、農耕用。コブウシの小形の一系統といわれる。こうぎゅう。
扇(おうぎ)忌忌(ゆゆ)し
《漢代、班婕妤(はんしょうよ)が、秋風が吹くと捨てられる扇に自分をたとえて「怨歌行」を作ったという「文選」の故事から》扇は男女の仲にとって不吉だということ。「名にし負はば頼みぬべきをなぞもかく—...
おう‐ぎょう【王業】
国王が国を統治する事業。また、その業績。「代々の—を記す」
おう‐ぎょう【横行】
[名](スル) 1 「おうこう(横行)1」に同じ。 2 「おうこう(横行)2」に同じ。「斯かる—の行状(ふるまひ)も」〈人・恩愛二葉草〉