かいよう‐ほごく【海洋保護区】
海中の生物と環境の保護のために各国が指定した水域。漁業を含めた活動の全面禁止水域から小規模の漁業、ダイビングなどを認める水域まで規制は多様。海の自然公園。
かいよう‐ぼくじょう【海洋牧場】
海洋に人工の魚礁をつくり、魚介類を集約的に管理・増養殖する施設。
かいよう‐まる【開陽丸】
江戸幕府が所有していた軍艦。排水量約3000トン。文久2年(1862)オランダに発注、慶応3年(1867)横浜に回航された。翌年、幕府倒壊時に榎本武揚らを乗せて北海道へ脱出、荒天のため江差沖で座...
かいようむさんそ‐じへん【海洋無酸素事変】
海水中の酸素が地球規模で欠乏する現象。赤潮などよりはるかに広範囲で、これが数回起きたとされる中生代には、大量の有機物が分解せずに堆積し黒色頁岩などの地層が形成された。原因は明らかではないが、火山...
かいよう‐りょうほう【海洋療法】
⇒タラソテラピー
かい‐よせ【貝寄せ】
陰暦2月20日前後に難波の浦に貝を吹き寄せる西風。2月22日(現在は5月22日)の大阪四天王寺の聖霊会(しょうりょうえ)の供養の飾り物を、難波の浦に吹き寄せられた貝殻で作るところからいう。《季 ...
かい‐よね【買い米/糴】
買い入れて蓄えておく米。入り米(よね)。⇔売り米(よね)。
隗(かい)より始(はじ)めよ
《中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという「戦...
かい‐らい【界雷】
主に寒冷前線付近の強い上昇気流に伴って発生する雷。前線雷。
かい‐らい【傀儡】
1 あやつり人形。くぐつ。でく。 2 自分の意志や主義を表さず、他人の言いなりに動いて利用されている者。でくの坊。