しな‐ざかる【階離る】
[枕]幾重も山坂を隔てて遠く離れている意から、国名の「越(こし)」にかかる。「—越に五年(いつとせ)住み住みて」〈万・四二五〇〉
じだい‐ちがい【時代違い】
[名・形動] 1 その時代に合わないこと。また、そのさまや、そのような人。時代おくれ。「—なりといへる批評なるが」〈逍遥・当世書生気質〉 2 年代が合わないこと。時代が違うこと。「かかる美女のあ...
しちゅう‐かんせん【市中感染】
1 病院などの医療機関に立ち入らず日常生活を送っている人が、感染症にかかること。→院内感染 2 感染症の集団感染のうち、感染経路が特定できないものをいう。感染しても軽症や無症状の人が、気づかずに...
しな‐たつ【階立つ】
[枕]地名「筑摩(つくま)」にかかる。語義未詳。「—筑摩(つくま)狭野方(さのかた)息長(おきなが)の遠智(をち)の小菅」〈万・三三二三〉
ジステンパー【distemper】
《「ディステンパー」とも》イヌ科やイタチ科の動物がかかる急性伝染病。幼犬に多く、病原体はウイルス。高熱、粘膜の炎症、下痢、肺炎などの症状がある。犬ジステンパー。
シピ‐たき【シピ滝】
《Sipi Falls》ウガンダ東部、シピ川にかかる大小三つの滝の総称。ムバレの近郊、エルゴン山国立公園の西縁に位置する。最大落差約30メートル。緑に覆われた崖から流れ落ち、同国有数の景勝地の一...
しなてる‐や【級照るや】
[枕]「片岡山」「鳰(にほ)の湖」にかかる。語義未詳。「—片岡(かたをか)山に飯(いひ)に餓(う)ゑて」〈拾遺・哀傷〉
しのび‐ごと【忍び事】
他人に知られないようにする事柄。隠しごと。内緒ごと。「かかる御—により、山里の御歩(あり)きもゆくりかに思したつなりけり」〈源・総角〉
しな‐てる【級照る】
[枕]《「しなでる」とも》「片足羽川」「片岡山」にかかる。語義未詳。「—片足羽(かたしは)川のさ丹塗りの大橋の上ゆ」〈万・一七四二〉
しなだゆう【階だゆふ】
[枕]「ささなみぢ」にかかる。語義未詳。「鳰鳥(みほどり)の潜(かづ)き息づき—楽浪道(ささなみぢ)をすくすくと我がいませばや」〈記・中・歌謡〉