かき‐がみ【柿紙】
1 柿色をした紙。 2 柿渋をひいた紙。渋紙(しぶがみ)。「薬はこれにありやとて、腰に—括(くく)り付け」〈仮・竹斎・下〉
かき‐がら【牡蠣殻】
カキの貝殻。《季 冬》
かきがら‐ちょう【蠣殻町】
東京都中央区日本橋の地名。商業地域。明治9年(1876)米穀取引所が置かれて大阪の堂島とともに米相場の中心となって発展。水天宮がある。
かきがら‐ばい【牡蠣殻灰】
カキの殻を焼いて粉末にしたもの。石灰の代用にする。かきばい。
かきがら‐ぶき【牡蠣殻葺き】
屋根の上にカキの殻を敷き並べること。また、その屋根。飛び火を防ぐためのもの。
かき‐き・える【掻き消える】
[動ア下一][文]かきき・ゆ[ヤ下二]急に見えなくなる。「その姿は夜の闇に—・えた」
かき‐きず【掻き傷/掻き疵】
つめやとがった物で、ひっかいて生じる傷。「—の絶えない子供」
かき‐き・る【掻き切る】
[動ラ五(四)]力を入れて物を切る。切り裂く。かっきる。「腹を—・る」
かき‐くずし【書(き)崩し】
1 字画を省略して書くこと。 2 書き損じること。また、そのもの。
かき‐くずし【掻き崩し】
傷などを、ひっかいて化膿させること。また、その状態。