とき‐づかさ【時司】
古代、陰陽寮(おんようりょう)に属し、時刻の報知をつかさどった役所。また、その役。
とさつ‐いん【都察院】
中国、明・清時代の監察機関。明の洪武帝(朱元璋)が御史台を改編して設置。百官の非違糾弾、行政の監察をつかさどった。
とし‐だか【年高】
[名・形動]年が上であること。また、そのさま。年長。年嵩(としかさ)。「—だけに云い捲る舌鋭く」〈露伴・いさなとり〉
とのも‐づかさ【主殿司/殿司/主殿寮】
1 ⇒とのもりづかさ 2 ⇒主殿寮(とのもりょう)1
とど‐まつ【椴松】
マツ科の常緑高木。樹皮は灰白色。松かさは直立してつく。赤褐色のアカトドマツと緑色のアオトドマツとがある。北海道以北に自生し、材は建築・土木・家具・パルプなどに用いる。
とと‐さま【父様】
父を敬っていう語。おとうさま。⇔母様(かかさま)。「七つばかりの子が母の袖にすがりて—の所へいにたいといふにぞ」〈浮・武家義理・五〉
とねり‐の‐つかさ【舎人監】
律令制で、東宮坊に属し、東宮の舎人の名帳・礼儀・分番をつかさどった役所。
と‐とう【都統】
中国の官名。軍事をつかさどった武官で、南北朝時代に設置され、中華民国においても地方軍政官として存続した。
と‐とく【都督】
1 統率し、取り締まること。 2 中国の官名。主に地方の軍事・民政をつかさどった。三国時代に設置され、唐代に廃止されたが、元・明代に復活。また、中華民国初期にも各省に置かれた。 3 大宰帥(だざ...
としより‐しゅう【年寄衆】
1 貞享3年(1686)以前における議奏(ぎそう)の称。 2 大名家の家老。 3 江戸幕府の老中。 4 江戸時代、町村内の行政をつかさどる役人。