か‐ざい【貨財】
貨幣と財物。金銭と物品。財貨。「土地—悉く幼女フロレンスの手に遺す」〈織田訳・花柳春話〉
か‐ざい【歌材】
歌の素材。和歌を詠む材料。
かざ‐いき【風息】
風向きや風速が短時間に乱れる現象。
かざい‐どうぐ【家財道具】
家にある家具・器具・衣類などの総称。
かざ‐いれ【風入れ】
部屋・衣類・書物などに風を通して、湿気をとること。虫干し。かぜいれ。
かざ‐うえ【風上】
「かざかみ」に同じ。「—カラ火ヲカケテ」〈天草本平家・二〉
かざ‐おさえ【風押(さ)え】
風に吹かれて飛び散らないようにするおもし。
かざ‐おち【風落ち】
果実が風のために落ちること。また、その落ちたもの。「道の辺のかへの—拾ふとて木の下がくれ行きぞやられぬ」〈新撰六帖・六〉
かざ‐おと【風音】
1 風の吹く音。かぜおと。 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓を小刻みに打ちつづけて、風の吹く音やすきま風の感じを表すもの。
かざおり‐えぼし【風折烏帽子】
立(たて)烏帽子の頂が風に吹き折られた形の烏帽子。狩衣(かりぎぬ)着用のときにかぶる。右折りは上皇、左折りは一般が用いた。平礼烏帽子(ひれえぼし)。かざおり。