かんな‐づき【神無月】
《「かむなづき」とも表記》陰暦10月の異称。かみなしづき。かみさりづき。《季 冬》「—ふくら雀ぞ先づ寒き/其角」→神在月(かみありづき) [補説]語源については、全国から神々が出雲大社に集まるた...
かん‐ながら【随神/惟神】
[副]《古くは「かむながら」と表記。「な」は格助詞「の」に同じ、「から」は素性・性質の意》 1 神であるままに。神として。「久方の天つ宮に—神といませば」〈万・二〇四〉 2 神代のままに。神のお...
かん‐たいへいよう【環太平洋】
太平洋を取り巻くこと。また、その地域。南北アメリカ西岸・アリューシャン諸島・カムチャツカ半島・日本列島・フィリピン諸島やニューギニアを経てニュージーランドに至る地域。
かん‐だち【神館】
《「かむだち」とも表記》 1 社殿の近くに設けて、神官などが神事や潔斎のときにこもって物忌みをする建物。斎館(いみだち)。 2 (「庤」「神庤」とも書く)伊勢神宮所属の諸国の神戸(かんべ)の御厨...
かん‐だから【神宝】
⇒かむだから
かん‐づかさ【神司/神祇官/主神】
《「かむづかさ」とも表記》 1 (神司)神に仕える人。神社の祭事を行う人。神官。かみづかさ。 2 (神祇官)「じんぎかん(神祇官)1」に同じ。かみづかさ。 3 (主神)律令制で、大宰府(だざいふ...
かんど‐がわ【神戸川】
島根県東部を流れる川。斐伊(ひい)川水系の一。広島県境の女亀(めんがめ)山(標高830メートル)に源を発して北流し、出雲(いずも)平野を通り出雲市の稲佐の浜で日本海に注ぐ。長さ82キロ。上流は出...
かん‐づま・る【神留る】
[動ラ四]⇒かむづまる
くび‐たま【首玉/頸玉】
1 「首っ玉」に同じ。「—をつかむ」 2 犬や猫の首につける輪。くびわ。「緋の—した小猫が、ちろちろと鐸(すず)を鳴らして」〈鏡花・日本橋〉 3 上代、玉を連ねて緒に通した首飾り。「御(み)—の...
くまの‐たいしゃ【熊野大社】
島根県松江市にある神社。祭神は神祖熊野大神櫛御気野命(かむろきくまののおおかみくしみけぬのみこと)(素戔嗚尊(すさのおのみこと)の別名)。出雲国一の宮。