から‐に【辛煮/鹹煮】
醤油だけで塩辛く煮ること。また、その煮たもの。
から‐に【空荷】
運搬用の車などが荷物を積んでいないこと。「—の艀(はしけ)」
から‐に
[連語]《準体助詞「から」+格助詞「に」》活用語の連体形に付く。上代では格助詞「の」「が」にも付く。 1 …だけの理由で。…だけで。「聞く—強そうな名前だ」「ただ一夜隔てし—あらたまの月か経ぬる...
から‐にしき【唐錦】
[名]唐織りの錦。
[枕]布に関する意から、「た(裁)つ」「お(織)る」などにかかる。「—たたまく惜しきものにぞありける」〈古今・雑上〉
カラニッシュ【Callanish】
英国スコットランド北西岸、アウターヘブリディーズ諸島のルイス島西部の村。新石器時代に造られたとされるストーンサークルなどの立石群がある。
から‐ねこ【唐猫】
中国から渡来した猫。舶来の猫。また、単に猫。「—の、いと小さく、をかしげなるを」〈源・若菜上〉
から‐ねんぶつ【空念仏】
1 信仰心からでなく、口先だけで唱える念仏。 2 実行の伴わない口先だけの主張や宣伝。「彼の約束はいつも—に終わる」
から‐の‐あや【唐の綾】
「唐綾(からあや)」に同じ。「珍しきさまなる—などに」〈源・須磨〉
から‐の‐いぬ【唐の犬】
舶来の犬。また、狛犬(こまいぬ)。「あれほど—に似候ひなん上は」〈徒然・一二五〉
から‐の‐うた【唐の歌】
「唐歌(からうた)」に同じ。「—にもかくぞあるべき」〈古今・仮名序〉