かん‐か【寛仮】
[名](スル)人の罪や欠点などを寛大に扱って、とがめだてをしないこと。「先生を愚弄する様な軽薄な生徒を—しては」〈漱石・坊っちゃん〉
かん‐か【感化】
[名](スル)考え方や行動に影響を与えて、自然にそれを変えさせること。「兄の—を受ける」「映画に—される」
かん‐か【感果】
仏語。過去または現在の行為の報いとしての結果を感じること。
かん‐か【漢家】
漢方医。「これまで—の行われたうちは」〈魯文・安愚楽鍋〉 中国の漢の帝室。 中国。「—本朝これや初めならん」〈平家・一〉
かん‐か【管下】
官庁などが管轄している範囲内にあること。管内。管轄下。「県警—」
かん‐か【瞰下】
[名](スル)見おろすこと。また、見おろす先。「近隣を—する高楼」
かん‐か【轗軻/坎坷/坎軻】
《車が思うように進まない意》世間に認められないこと。志を得ないこと。「—不遇」「妾等、何ぞ独り—臲(げっこつ)、浮世の憂苦厄運に縛せられ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐か【鰥寡】
妻を失った男と、夫を失った女。