かん‐もん【棺文】
棺に書く経文。「出離生死、入住涅槃、寂静無畏、究竟安楽」など。
かん‐もん【関門】
1 関所の門。また、関所。 2 目的を達するのに突破しなければならない難所。また、突破するのが困難な所。「入試の—を突破する」
かん‐もん【関門】
山口県下関市と、福岡県北九州市門司(もじ)区。関門海峡に隔てられる。
かん‐もん【肝門】
肝臓に出入りする血管(門脈・肝動脈)・胆管・リンパ管・神経が集まって通るところ。肝臓の下面中央部付近にある。
かんもん‐かいきょう【関門海峡】
本州と九州を分かつ海峡。瀬戸内海の西口にあたり、周防灘(すおうなだ)と響灘とを結ぶ。最狭部は早鞆瀬戸(はやとものせと)。下関海峡。馬関(ばかん)海峡。→関門
かんもん‐きょう【関門橋】
関門海峡の早鞆瀬戸に架けられたつり橋。自動車専用の道路橋。つり橋部の長さ1068メートル。昭和48年(1973)完成。
かんもんぎょき【看聞御記】
⇒看聞日記(かんもんにっき)
かん‐もんじ【閑文字】
⇒かんもじ(閑文字)
かんもん‐トンネル【関門トンネル】
関門海峡を通る海底トンネル。3本ある。山陽本線の関門トンネルは彦島を通り、昭和17年(1942)に下りが、昭和19年(1944)に上りが開通。関門国道トンネルは昭和33年(1958)、山陽新幹線...
かんもんにっき【看聞日記】
室町時代、後崇光院(ごすこういん)の日記。応永23〜文安5年(1416〜48)の日記41巻と応永15年(1408)の御幸記1巻、別記1巻、目録1巻の計44巻。当時の宮廷・幕府・世俗の出来事などを...