き‐な・く【来鳴く】
[動カ四]鳥がやって来て鳴く。「玉に貫(ぬ)く花橘(はなたちばな)を乏(とも)しみしこの我が里に—・かずあるらし」〈万・三九八四〉
くがい‐しらず【公界知らず】
世の中のことがわからないこと。また、その人。「汝がやうなる—には」〈咄・醒睡笑・二〉
き【熙】
[人名用漢字] [音]キ(呉)(漢) 1 ひかる。かがやく。「光熙」 2 光が行きわたる。ひろまる。ひろめる。ひろい。「熙隆」 3 よろこぶ。たのしむ。「熙熙」 [補説]「煕」は正字。「熈」は異...
き‐きょう【桔梗】
1 キキョウ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は長卵形で、裏面がやや白い。8、9月ごろ青紫色の釣鐘形の花が咲く。つぼみのときは風船状をなし、花びらの先が5裂して開く。園芸...
軌道(きどう)に乗(の)・る
物事が計画したとおり順調に進行するようになる。「経営がやっと—・る」
グービャウッジー‐じいん【グービャウッジー寺院】
《Gubyaukgyi Temple》ミャンマー中部の都市遺跡バガンの南郊の村ミンカバーにある仏教寺院。12世紀初頭、パガン朝第3代王チャンスィッターの追悼のために建立。仏教の聖地であるインドの...
くさ‐ぜみ【草蝉】
セミ科クサゼミ属の昆虫の総称。体長約15ミリ。ススキやチガヤなどの草にすみ、サトウキビの害虫となることがある。日本では、沖縄本島以南にイワサキクサゼミが生息する。
かんせい‐の‐さんすけ【寛政の三助】
寛政期、代表的な朱子学者として古賀弥助(こがやすけ)(精里)・尾藤良佐(びとうりょうすけ)(二洲)・柴野彦輔(しばのひこすけ)(栗山)の三人をさす。古賀のかわりに岡田清助(寒泉)をさすこともある...
けつか・る
[動ラ五(四)] 1 「居る」「ある」などのぞんざいな言い方。人の動作を卑しめていう。いやがる。「おいらが仲間におのれがやうな奴が—・るが、唐人組の名折れぢゃ」〈伎・韓人漢文〉 2 (補助動詞)...
げ‐でん【下田】
地味がやせていて収穫の上がらない田地。⇔上田(じょうでん)。