つえたて‐でんせつ【杖立て伝説】
高僧・英雄などが旅先で土にさした杖がやがて根づいて大木になったなどの由来・奇跡を物語る伝説。
てつ【鉄〔鐵〕】
[音]テツ(漢) [訓]くろがね [学習漢字]3年 1 金属元素の一。くろがね。「鉄筋・鉄鋼・鉄道・鉄板・鉄砲/鋼鉄・砂鉄・製鉄・銑鉄・蹄鉄(ていてつ)・錬鉄」 2 武器。「鉄血/寸鉄・尺鉄(せ...
てい‐ふつ【鼎沸】
[名](スル)鼎(かなえ)の湯がわきかえるように、議論が盛んになること。また、大勢の人がやかましく騒ぎたてること。「山東諸州—し、官と賊と交々(こもごも)勝敗あり」〈露伴・運命〉
て‐いらず【手入らず】
1 手数がかからないこと。世話がやけないこと。「—の子」 2 一度も手入れをしていないこと。 3 まだ一度も使っていないこと。また、そのもの。転じて、きむすめ。処女。
つりがね‐ずみ【釣(り)鐘墨】
松煙(しょうえん)に蝋(ろう)をまぜ、釣鐘を扁平(へんぺい)にしたような形に固めた墨。質がやわらかく、乾拓(かんたく)に用いる。乾打碑(かんだひ)。
手(て)が掛(か)か・る
1 手数を必要とする。世話がやける。「幼い子供に—・る」 2 手でつかんだ状態になる。「刀の柄(つか)に—・る」
つづら‐がさ【葛笠】
ツヅラフジで編んだ網代笠(あじろがさ)。市女笠(いちめがさ)に似るが、中のみねがやや低いもの。近江(おうみ)国水口(みなくち)の名産。明暦・天和(1655〜1684)ごろ、若い女子の間に流行し、...
つくばね‐がし【衝羽根樫】
ブナ科の常緑高木。山地に自生。葉は革質の長楕円形で先がとがり、枝先では4枚がやや輪状につく。4、5月ごろ、雄花と雌花をつけ、秋にどんぐりがなる。材は建築に使用。
つち‐はり【土針】
植物の名。メハジキとも、ツクバネソウとも、エンレイソウともいわれる。「我がやどに生ふる—心ゆも思はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆな」〈万・一三三八〉
つつ‐どり【筒鳥】
カッコウ科の鳥。全長33センチくらいで、カッコウに似るがやや小形。鳴き声が筒を打つようにポンポンと聞こえる。日本には4月下旬ごろ山地に渡来し、ムシクイなどの小鳥に托卵(たくらん)する。ぽんぽんど...