なす‐こうげん【那須高原】
栃木県北部、那須岳南東麓に広がる高原。那珂川の支流が樹枝状の浸食谷を形成する。また、土地改良による水田が一部に見られる。観光業・酪農が盛ん。那須御用邸がある。
なつかし・む【懐かしむ】
[動マ五(四)]なつかしく思う。なつかしがる。「往時を—・む」
夏(なつ)掛(か)・く
春から夏にまたがる。「池の藤波—・けてこれも御幸を待ち顔に」〈謡・大原御幸〉
なつくず‐の【夏葛の】
[枕]クズが伸び広がる意から、「絶えぬ」に掛かる。「—絶えぬ使ひのよどめれば」〈万・六四九〉
ナザレ【Nazaré】
ポルトガル西部、大西洋に面する港町。名称は、4世紀に聖職者がイスラエルのナザレから聖母像を持ち込んだことにちなむ。コスタ‐デ‐プラタの代表的な海岸保養地の一。海岸近くのプライア、丘の上にある旧市...
ナトール【Natore】
バングラデシュ北西部の町。英国統治時代の1769年から1825年まで地方行政府が置かれ、のちにラジシャヒに移転。18世紀初頭に建てられたベンガル地方の有力領主の豪奢な宮殿が残っている。
なで‐ぎり【撫で切り/撫で斬り】
1 刃物でなでるようにして切ること。薄くそぐように切ること。 2 たくさんの人を、片端から切り捨てること。また、多くの相手を打ち負かすこと。「群がる敵を—にする」
ナッチェストレース‐パークウエー【Natchez Trace Parkway】
米国ミシシッピ州ナッチェスとテネシー州ナッシュビルを結ぶ全長約700キロメートルの道路。国立公園局が管理する。南北戦争以前の旧街道に沿っていて、沿道には綿花やトウモロコシ畑が広がる。
ナショナリスティック【nationalistic】
[形動]民族主義的。また、国家主義的。「—な世論がわき上がる」
ナサリン【Nazarín】
ペレス=ガルドスの小説。1895年刊。迫害を受けながら巡礼の旅に出た神父の生き方を描く。1958年、ルイス=ブニュエル監督により映画化。