きく‐いく【鞠育】
[名](スル)養い育てること。養育。「—の恩」「たけを襁褓の中より—したるの乳母なり」〈菊亭香水・世路日記〉
きく‐いし【菊石】
⇒アンモナイト
きく‐いただき【菊戴】
キクイタダキ科キクイタダキ属の鳥。全長約10センチ、日本で最小の鳥の一。全体に緑褐色で、頭頂が黄色く、雄はさらにその中央が赤い。日本では亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬には平地に移動する。まつむし...
きく‐いちもんじ【菊一文字】
1 菊作りで、大輪の16弁に作った花。 2 後鳥羽上皇が備前則宗ら一文字系の番鍛冶(ばんかじ)に命じて鍛えさせ、みずから焼き刃をしたという刀剣。茎(なかご)に菊花の紋が刻んであり、この名がある。...
きくい‐むし【木食虫】
1 甲虫目キクイムシ科および近縁の科に属する昆虫の総称。体長0.8〜11ミリ。体は楕円形または円筒形で、木に穴を掘って生活する。マツノキクイムシ・クリノミキクイムシなど。《季 夏》 2 等脚目キ...
きく‐いも【菊芋】
キク科の多年草。高さ1.5〜3メートル。茎・葉に粗い毛がある。葉は長楕円形。秋、黄色の大きな頭状花を開く。地下茎は塊状でイヌリンを含み、食用、またはアルコール・果糖の原料にする。北アメリカの原産...