きた‐りす【北栗鼠】
リス科の哺乳類。アジア北部からヨーロッパにかけて最も普通にみられるリスで、主に針葉樹林にすむ。冬の耳の毛はふさふさしている。エゾリスはこの一亜種。
きた‐りゅう【喜多流】
能のシテ方の流派の一。喜多七大夫が興したもので、江戸初期、元和5年(1619)ごろに幕府から認められた新興の流派。
キタリー【Kittery】
米国メーン州南部の町。同州最南端、ニューハンプシャー州との州境に位置し、ピスカタクア川を挟んでポーツマスに相対する。同州最古の入植地の一つ。河口の防備、および独立革命で使われたマクラリー砦が残っ...
きた・る【来る】
[動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》 1 やって来る。くる。「米大統領—・る」「冬—・りなば春遠からじ」 2 使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。「角琴柱...
きたる【来る】
[連体]《動詞「きた(来)る」の連体形から》月日や行事などを表す語の上に付いて、近いうちにくる、この次の、の意を表す。「運動会は—一〇日に開かれる」「—定期総会において」⇔去る。
きたる‐べき【来るべき】
[連体]近いうちにくるはずの。「—大会に備える」
きたるべきしょもつ【来るべき書物】
《原題、(フランス)Le Liver à venir》ブランショによる評論。1959年刊。プルースト・マラルメ・カフカなどを例にとり、文学と言語の問題を論じたもの。
来(きた)る者(もの)は拒(こば)まず
《「春秋公羊伝」隠公二年から》心を寄せて近づいて来る者は、どんな者でも受け入れるという意。「—、去る者は追わず」
キタレ【Kitale】
ケニア西部の都市。ウガンダとの国境にあるエルゴン山とチェランガニ山地の間に位置する。20世紀初頭にヨーロッパ人が入植。ウガンダ、およびインド洋岸のモンバサと鉄道で結ばれる交通の要地。周辺の農業地...
き‐たん【忌憚】
[名](スル) 1 いみはばかること。きらいいやがること。「友達から—され軽蔑されるような人間」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 2 遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ—のないご意見を」