きぬ‐だたみ【絹畳/絁畳】
絹糸で織った敷物。「—八重を波の上に敷きて、其の上に下りましき」〈記・中〉
きぬ‐ちぢみ【絹縮】
縦糸に生糸、横糸に強撚糸(きょうねんし)を使って織り上げ、精練して縦しぼを出した絹織物。
きぬ‐てん【絹天】
《「天」はビロードの当て字「天鵞絨」の略》絹のようなつやのある綿ビロード。高級な足袋・鼻緒・夜具襟などに用いる。
きぬ‐ぬま【鬼怒沼】
栃木県北西部、鬼怒川の源流にあたる湿原。鬼怒沼山(標高2141メートル)の南麓にあり、標高2040メートルの高層湿原。大小47の池塘がある。イワカガミ・チングルマ・ワタスゲなどの群落が見られる。
き‐ぬの【生布/木布】
織ったままで、まださらしてない布。夏の衣服に用いる。《季 夏》
きぬのはしご【絹のはしご】
《原題、(イタリア)La Scala di Seta》ロッシーニのイタリア語によるオペラ。全1幕。1812年初演。二組の男女の恋模様を描く。序曲が有名。
きぬのへんよう【絹の変容】
篠田節子による中編ホラー小説。平成2年(1990)、第3回小説すばる新人賞を受賞。著者のデビュー作。
きぬ‐の‐みち【絹の道】
⇒シルクロード
きぬ‐ばり【絹針】
絹布や薄手木綿を縫うときに用いる細い針。
きぬ‐ばり【絹張り】
1 絹布を張って作ること。また、そうしたもの。「—の日傘」 2 絹布を洗い張りすること。また、そのための伸子(しんし)や板。 3 ハゼ科の海水魚。全長11センチくらいで、黄赤色の地に黒褐色の横帯...