きょう‐ごく【京極】
平安京の四周の大路。それぞれ東京極・西京極・南京極(九条大路)・北京極(一条大路)といった。 京都市の新京極の通称。
きょうごく【京極】
姓氏の一。 室町時代の守護大名。佐々木信綱の四男氏信が京都の京極に邸を構えたのに始まる。四職(ししき)家の一。 [補説]「京極」姓の人物京極高次(きょうごくたかつぐ)京極為兼(きょうごくため...
きょうごく‐の‐うえ【京極上】
宇津保物語の登場人物。清原俊蔭の娘で、父から伝えられた七絃琴の秘曲を、息子の藤原仲忠に伝授する。
きょうごく‐は【京極派】
藤原定家の孫為教(ためのり)を祖とする和歌の流派。為教の兄為氏(ためうじ)の二条家歌道と正統性を争って革新的歌風を唱えた。作風は玉葉集、また風雅集にあらわれる。京極家。→二条派 →冷泉(れいぜい)派
きょう‐ごよみ【京暦】
昔、京都の陰陽寮(おんようりょう)で発行した暦。地方で作ったものに対していう。
きょう‐さ【教唆】
[名](スル) 1 ある事を起こすよう教えそそのかすこと。「—扇動」「法外な給料増加の請求を坑夫等に—し」〈木下尚江・火の柱〉 2 他人をそそのかして犯罪実行の決意を生じさせること。
きょう‐さい【凶歳】
農作物が不作の年。凶年。
きょう‐さい【共済】
相互に助け合い、力を合わせて事をなすこと。「—事業」→共済組合
きょう‐さい【共催】
[名](スル)二つ以上の団体が共同で一つの催しを行うこと。「新聞社と—する」
きょう‐さい【匡済】
[名](スル)悪をただし、乱れをすくうこと。「泰西流の政理をもってこれを—する」〈陸羯南・近時政論考〉