きょ【去】
[音]キョ(漢) コ(呉) [訓]さる いぬ [学習漢字]3年 〈キョ〉 1 その場から離れていく。さる。「去就・去来/薨去(こうきょ)・死去・辞去・逝去・退去」 2 時間が過ぎさる。今より一...
きょ【巨】
[常用漢字] [音]キョ(漢) コ(慣) [訓]おおきい おおい 〈キョ〉 1 おおきい。「巨漢・巨人・巨体・巨大・巨木」 2 おおい。「巨億・巨額・巨財・巨富・巨万」 3 ずば抜けてすぐれて...
きょ【居】
[音]キョ(漢) コ(呉) [訓]いる おる おく [学習漢字]5年 〈キョ〉 1 腰を落ち着けて住む。住む所。「居住・居所・居留/隠居・家居・閑居・寓居(ぐうきょ)・皇居・雑居・住居・新居・...
きょ【拒】
[常用漢字] [音]キョ(漢) [訓]こばむ ふせぐ 1 相手を寄せつけない。こばむ。「拒絶・拒否/抗拒・峻拒(しゅんきょ)」 2 寄せつけず守る。ふせぐ。「拒止」
きょ【拠〔據〕】
[常用漢字] [音]キョ(漢) コ(呉) [訓]よる よりどころ 〈キョ〉 1 何かをするための足場とする。よる。「拠点/依拠・割拠・準拠・占拠」 2 たよりとなる足場。よりどころ。「原拠・根...
「きょうつりにいくの?」「てんこうしだいだね」【「今日釣りに行くの?」「天候次第だね」】
“Are you going fishing today?” “It depends on the weather.”
きょ【居】
鎌倉に居を構えたHe took up residence in Kamakura./〔新婚の夫婦の場合〕They set up housekeeping in Kamakura.
きょ【虚】
1〔むなしいこと〕emptiness心を虚にして人の意見に耳を傾けるlisten to a person with an open mind/listen to what a person ha...
きょあく【巨悪】
((fight against)) (a) great evil
きょう【京】
1〔京都〕Kyoto京へ上るgo (up) to Kyoto(▼go upは 《英》)2〔首都〕the capital; the metropolis京人形a Kyoto doll (of a ...
きょう【境】
[共通する意味] ★心の状態。[英] a state of mind[使い方]〔心境〕▽受賞者に現在の心境を聞く▽あんなことをするとは、どんな心境なのだろうか〔境地〕▽独自の境地を開く▽悟りの境...
きょう【凶】
[共通する意味] ★運勢や縁起が悪いこと。[英] an ill omen[使い方]〔凶〕▽性急な出店は凶と出た▽大病はするし、事故には遭うし、今年の運勢は凶らしい〔不吉〕(名・形動)▽ゆうべ不吉...
きょう【今日】
[共通する意味] ★話し手がそこにいて、現に何かある行為や事態が行われたりする日。[英] today[使い方]〔今日〕▽今日はいい天気です▽今日中にこの仕事をやってしまいたい▽去年の今日は大変だ...
きょう【興】
[共通する意味] ★おもしろみがあって、楽しんだり観賞したりすることができること。また、そういうもの。[英] taste[使い方]〔興〕▽興に乗って歌まで飛び出した▽興をそそられる▽興が醒(さ)...
きょうあい【狭隘】
[共通する意味] ★心が狭いさま。[英] narrow-mindedness[使い方]〔狭量〕(名・形動)▽狭量な考え▽狭量な人〔狭隘〕(形動)▽狭隘な心〔偏狭〕(名・形動)▽偏狭な考え▽偏狭な...
きょあんせいび【挙案斉眉】
妻が夫に礼儀を尽くし尊ぶたとえ。また、夫婦が互いに礼儀を尽くし尊敬して、仲がよいたとえ。膳ぜんを眉まゆの高さまで挙げて、両手でうやうやしくささげ持つ意から。▽「案」は膳。「挙案」は膳を挙げ持つ意で、「斉眉」は眉の高さと同じくしてささげること。「斉」は等しい意。「案あんを挙あぐるに眉まゆに斉ひとしくす」と訓読する。
きょうえつしごく【恐悦至極】
恐れつつしみながらも大喜びすること。
きょうおんくうこく【跫音空谷】
⇒ くうこくのきょうおん(空谷跫音)
きょうかくさつぎゅう【矯角殺牛】
少しばかりの欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうたとえ。
きょうかすいげつ【鏡花水月】
はかない幻のたとえ。目には見えるが、手に取ることのできないもののたとえ。また、感じ取れても説明できない奥深い趣のたとえ。詩歌・小説などの奥深い味わいのたとえ。本来は、鏡に映った美しい花と水に映った美しい月の意。それらは目には見えても見るだけで、実際に手に取ることができないことからいう。▽「水月鏡花すいげつきょうか」ともいう。「鏡花水月法」はその物事をあからさまに説明しないで、しかもその物事の姿をありありと読者に思い浮かばせる表現方法。
きょううん【慶運】
[?〜1369ころ]南北朝時代の歌人。法印。僧浄弁の子。頓阿・兼好・浄弁とともに、和歌の四天王といわれた。家集に「慶運法印集」がある。けいうん。
きょう‐こう【匡衡】
中国、前漢の学者。字(あざな)は稚圭(ちけい)。貧しくて灯油が買えず、壁に穴をあけて隣家の明かりで書を読み、学者となったという。「詩経」に通じ、礼制の改革を進言した。生没年未詳。
きょうごく‐たかつぐ【京極高次】
[1563〜1609]安土桃山・江戸初期の武将。妻は豊臣秀吉の側室淀君の妹。織田信長、のち豊臣秀吉に仕え、九州征伐などに従軍。近江(おうみ)大津城主。関ヶ原の戦いでは東軍につき、若狭小浜8万5千...
きょうごく‐ためかね【京極為兼】
[1254〜1332]鎌倉後期の歌人。藤原定家の孫為教(ためのり)の子。二条家と歌道の主導権を争い、革新的な歌風を樹立。玉葉集を編集した。政治上、持明院統に属し、佐渡・土佐に流された。歌論書「為...
きょうごく‐なつひこ【京極夏彦】
[1963〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名、大江勝彦。妖怪・民俗学の知識を生かした幻想的な長編ミステリーを数多く手がけ、幅広い読者層を獲得する。「後巷説(のちのこうせつ)百物語」で直木賞受賞。...