きり‐に‐ほうおう【桐に鳳凰】
紋所の名。翼を左右に張った鳳凰の下に、桐の葉と花を配して円形につくったもの。
きり‐ぬき【切(り)抜き】
1 切り抜くこと。また、切り抜いたもの。「新聞の—」 2 「切り抜き絵」の略。
きりぬき‐え【切(り)抜き絵】
物の形を切り抜いて取るように描いた絵。また、その切り抜いた絵。
きりぬき‐ざいく【切(り)抜き細工】
色紙を切り抜いてさまざまの形に細工すること。また、そのもの。
きりぬき‐ちょう【切(り)抜き帳】
新聞や雑誌から切り抜いた記事をはりつける帳面。スクラップブック。
きり‐ぬ・く【切(り)抜く】
[動カ五(四)]一部分を切って抜き取る。「新聞の記事を—・く」「紙を丸く—・く」 [動カ下二]「きりぬける」の文語形。
きり‐ぬ・ける【切(り)抜ける】
[動カ下一][文]きりぬ・く[カ下二] 1 敵の囲みなどを切り破って逃れる。「敵陣を—・ける」 2 困難な状況や危険な状態からやっとのことで抜け出る。「ピンチを—・ける」
きり‐ねた【切りねた】
1 漫才で、最後にどっと笑わせて舞台を降りるときに用いるねた。 2 落語で、真打ちが演じるものとされている出し物。大ねた。
きりの【桐野】
姓氏の一。 [補説]「桐野」姓の人物桐野利秋(きりのとしあき)桐野夏生(きりのなつお)
きり‐のう【切能/尾能】
能で、1日の番組の最後に演じる能。普通は、五番立てで正式に演じる場合の五番目の曲種の能(五番目物)をいう。切(き)り。